1920年10月3日マサチューセッツ州ブレアバーンCCのクラブ理事長マイク・ドーブネンによって、それまで曖昧だった「服装」に関する思想が統一されると同時に、全米ゴルフ協会では、プレーに際して襟付きシャツの着用が義務であると規則書に明記した。
わが日本の「服装」事情は、日本語で「衣」へんに「禁ずる」と書いて襟と読むように、これを立てるのは御法度、丸首シャツも論外である。
ところが丸首にジーンズ・ノースリーブのアベックに限って、注意したコース側の人間に喰ってかかる癖がある。
「うるせえな。どんな格好をしようと個人の自由だろ」
ならば訊ねよう。 なぜ人は結婚式に羽織袴、タキシードを着たがるのか。 しかも若い世代ほど伝統に固執する傾向が強いように思える。
本来ゴルフでは、襟付きシャツでプレーするのが本来礼儀正しいゲームだと理解することが、それほど難しい話だろうか。
残念ながら日本では何を着てもお咎めなし。
丸首シャツ・ノースリーブ姿でプレーの男女プロ。
あの姿はゴルフの歴史も勉強したことがない、非知性的連中のユニホームだと思えば、我慢もできるのか?
そういえばニュースでよく、目に耳にする不祥事を起こした後、反省の意味として「襟を正す」といいますね。
「相手に対する礼儀」、襟を正して堂々プレーしましょう。
マスター室 大島
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