あれだけ夏を賑わしていた蝉たちは、
子孫を残し大地の肥やしとなる者、
爬虫類や鳥たちの食糧となる者などさまざま。
秋の夜長をさわやかに演出していた
鳴く虫たちもまたしかり。
カートに乗ってコースをまわっても
首筋を過ぎる風に冷たさを感じる季節となりました。
そんな時何気にふと目をやると、
あれれっ 「マダラカマドウマ」だっ
またの名を 「便所蟋蟀(こおろぎ)」
そういえばこいつ、いなかのおばあちゃん家行くと
冬でも土間のすみっこに居たりしたなあ。
今思えばこいつ冬眠しないのかなあ?
などと思い出しながらしばらくしゃがんで見てるうちに、
「羽根も無いし顔は曲がってるし
見れば見る程変な形の虫だな、お前」
「大きなお世話だっ!」
「ごめん」
などと小さな会話してました。
吉田
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