先週に続き「総理大臣の夢」のお話。
1905年、当時のイギリス総理大臣アーサー・バルフォア卿と、天才ハリー・バードンの二人の『ゴルフの最終目標』と題しての対談。
卿;バードン君は、このところスウィングを変えたそうだね。
バ;はい。トップを小さくしました。
そのほうがボールの飛び方にムラが出ません。
卿;私の場合、年齢と共にスウィングが大きくなるばかり
だ。スコアは天の決め事と諦めても、自分の努力目標
だけはしっかり設定しておきたい。
その目標とは、誰にとっても「心待ちにするもの」である
ことが望ましい。
目標設定には、しかもルールを設けるべきだと思う。
私の場合、一枚の紙にしっかりと目標を書き留めておく
癖がある。
バ;先日、内閣総理大臣執務室にお邪魔したとき、次のよ
うに書いた紙が貼ってありました。
「ハンディ5になること!」
閣下の場合、目標を書くだけでなく実行されましたね。
総理大臣に就任した1902年に8だったハンディが、
在任中にもかかわらず減り続けて現在が5、恐れ入っ
た話です。
しかし、紙に書く目標はあまり高すぎてもいけません。
それよりも中間目標をはかること、ショートアプローチ
を学ぶことなど、手軽に出来る目標から紙に書くべきだ
と思います。
大きすぎる欲望は単なる努力目標に過ぎません。
この続きは、また来週に・・・
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