今週も、寒暖の差が激しく、体調を崩されてはいないでしょうか。 くれぐれも御用心を!
「全米プロ秘話」の続きです。
スコットランドから多くの優秀なゴルファーがアメリカに移住して、いよいよ試合が開催されるまでに人的資源も豊かになると、1895年から「全米オープン」が始まった。
一方、1914年に結成されたプロゴルフ協会では、「全米オープン」の歴代チャンピオンたちに働きかけて、協会主催の大会を行うことにした。
第1回大会が開催されたのが1916年、参加者は36人だった。
なにしろプロテストが存在しない時代、誕生したばかりの地方協会の事務所に出頭して「プロ申請書」に記入したあと、四方八方に両手を上げて、
「今日から、俺はプロだぞ!」
雄叫びを済ませると、それでもうプロゴルファーになれたのだからウソみたいな話。
アメリカにプロテストの制度が誕生したのは1928年になってからだが、それも5番アイアン1本だけの実技テストがすべてだった。 ゆえにヘンなプロが粗製濫造されて、混乱は20年も続いた。
この続きは、また来週に・・・
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