ゴルフレッスンの名著といえば、
ハリー・バートンの「ハウ・ツー・プレイ・ゴルフ」
ボビー・ジョーンズの「ボビー・ジョーンズ・オン・ゴルフ」
私が、30年ほど前に読んでいましたレッスン書、
ベン・ホーガンの「モダン・ゴルフ」
などのレッスン書、膨大な参考書の数々があります。
どの本も、おおよそはゲームと取り組む心得に始まり、グリップ・アドレス・パッティングに至るレッスンは詳細を極めて息つく暇もない。
忙しい我々に、今この名著を読む余裕があるでしょうか。
「どこかに、簡潔に述べられた、奥義はないものか?」
ある日、悩めるゴルファーが助言を求めてアメリカのゴルフ作家、ピーター・アンドリュースに相談したところ、明快な返事が戻ってきた。
「きみは、20世紀最高のレッスンプロを忘れているね」
「と言うと?」
「ゴルフの仙人、ハービー・ぺニック。
彼のレッスンビデオの内容が素晴らしい」
彼が育てた多くのトップ・プロ、例えばトム・カイト、ベン・クレンショー、ミッキー・ライト、キャシー・ウィットワースなど。
ハービーが出版した『レッド・ブック』のエッセイ部分に、『うろ覚えにせよ、それまでに覚えたことを一度のスイングで全部実験してはいけませんよ。人間は本人が思うより不器用なもの。 一度のスイングで出来るのは一つのことだけです。その一つが失敗しても、すぐに諦めてはいけません。・・・』、この続きは来週に・・・
マスター室 大島
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