幸い塩河CC付近では、大きな被害は無かったようです。
先週に引き続き「妖精が舞い降りた日」の話。
「ロイヤル・ポートラッシュ」でプレー中のジョナサン・ロスナーは、 14番ホールを終え1イーグル・8バーディ。
本当の快進撃が始まったのは、次の15番ホールから。
かつて1951年に行われた、全英オープンでも15番から難易度が高くなり、多くの選手がスコアを崩していった。
15番パー4、わずか20ヤードのフェアウェーを見事に捕らえると、ピッチングウェッジの第2打は、カップ1mにオン。
ほとんどラフしか存在しない難ホールから9個目のバーディを奪った。
16番パー4、2打目はショートしてグリーンエッジに止まった。
得意の7番でのランニング・アプローチしたボールは、命令に忠実な、しもべのようにピンに向かい、最後のひと転がりでカップイン。これで10個目のバーディ。
17番パー5、2打目をグリーンまで20ヤードの地点まで運ぶと、ここでも得意の7番でのアプローチでカップまで1mにピタリ、11個目のバーディを奪った。
最終18番パー4は479ヤードの難ホール。
ロスナーは友人に向かって言った。
『玉砕しても本望。ガンガン向かっていくつもりだ』
友人は笑って、何も言わなかった。
第1打目はフェアウェーを捕らえ、2打目はスプーンでグリーンエッジに運ぶ、そこからは得意の7番アイアンでアプローチ、ボールは右から大きく曲がってカップに吸い込まれ、12個目のバーディ奪取。
前半「29」、後半「29」スコアは驚くなかれ「58」だった。
ジョナサン・ロスナーに、妖精が舞い降りた日でした。
我々にも、妖精は舞い降りてくれるでしょうか?
マスター室 大島
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