写真は、ツツジ科の『カルーナ』です。
植栽場所は、南東コース1番です。
樹高は10cm-60cm、細かく枝分かれして小さなうろこ状の葉をつけます。
枝の先端近くに小さな粒状の花をたくさんつけ、花びらは小さく、萼にすっぽりと隠れるように咲きます。
花色は白、ピンク、赤紫色などがあり、主な開花期は夏ですが、冬に花を咲かせるものもあり、冬になると葉は黄色や赤に紅葉して非常に美しいです。
ツツジ科カルーナ属はブルガリス種、1種のみしかありませんが、非常に変異が多く、バラエティーに富んだ園芸品種があります。
葉色は緑のほか、黄、紅、灰白などがあり、花も一重咲きのほか八重咲き種があります。
樹の姿も立ち上がるもの、這うように伸びるもの、クッション状にこんもり茂るものがあります。
カルーナの名前はカルネイン(掃く)からきており、枝をほうきにしたところに由来します。
開花全盛期は過ぎてしまいましたが、まだまだ頑張って咲いている「カルーナ」を、ぜひ、ご覧下さい。
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