写真は、ラン科ネジバナ属の『ネジバナ』です。
植栽場所は、西コース5番です。
日本を含む東アジアに広く分布し、主に日当たりのよい平地に自生します。
公園の芝生や緑地帯、道路脇など人間の生活する身近な環境の場所によく見られます。
日本では最もありふれたラン科の植物のひとつではないかと思います。
群生状態で自生していることが多く、初夏に花茎を長く伸ばして、小さな花が、らせん階段を上るようにねじれながら次々と咲いていく姿が実にユニークです。
ねじれるように咲く様子から「ネジバナ」の名前があり、学名(属名)のスピランテスも「らせんの花」という意味です。
別名のモジズリは織物の一種「忍捩摺(しのぶもじずり)」に由来しているといわれています。
葉は10cmほどの長さで、茎が伸びずに地際に生えているため、花のない時期は芝生や他の野草に紛れてあまり目立ちません。
花色は桃色と白のツートンカラーのものが一般的ですが白い花や淡緑色の花を咲かせるものもあります。
開花時期は、7月〜9月頃です。
ぜひ、ご覧下さい。
★★★ ご来場をお待ちしております。 ★★★
