写真は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の『夏スイセン』です。
植栽場所は、クラブハウス前です。
真夏に咲く花はとても少ないのですが、このナツズイセンは真夏の蒸し暑い日にも瑞々しい花をつけます。
日本各地の野に咲いおり、古い時代に中国から渡来した帰化植物です。
和名は夏に咲くスイセンという意味ですが、ヒガンバナの仲間の球根植物です。
葉は、ヒガンバナより幅広の広線形で、春に出葉して夏の前に枯れて消えます。
7月〜8月頃地上に蕾が現れて急速に花茎を伸ばして数日で開花し、花茎は60〜70cmで、先端に淡桃紫色の花を3〜7個咲かせます。
葉がないことから俗に「裸百合(ハダカユリ)」とも呼ばれています。
スイセンというよりも、形はユリに近く、別名でワスレグサとも呼ばれており、春に枯れてしまった葉のあったところから、「忘れたころに」花が咲くところに由来しているそうです。
開花時期は、7月〜8月です。
ぜひ、ご覧下さい。
★★★ ご来場をお待ちしております。 ★★★
