ここ最近の日中は、過ごし易い日が多いですね。
空の雲も高くなり、秋を感じます。
まぁたまに夏日まで気温が上がる日もありますが・・・
夏に比べると日本芝の生育が落ち着いてきました。
でも気温が高いとまだまだ伸びます。
刈り込み作業もグリーンやティーグラウンド・フェアウェイやラフなどを行っています。
そこで今回は法面ラフの刈り込み作業を紹介します。
法面ラフとは、平坦な場所ではなく傾斜がついている斜面のラフの事です。
広範囲で傾斜角度が比較的緩やか所は、乗用の機械での刈り込みを行います。
でも機械が入れない狭い場所や傾斜角度がキツイ所は、手押しの自走式ロータリーモアで刈り込みします。
今回の作業場は西6番ホールと西9番ホールの間。
乗用機械での刈り込み作業中です。
傾斜角度が緩やかと言っても普段の街中で見かける坂道とは角度が全然違います。
道路などでは傾斜30%あればかなりの坂道ですが、ゴルフ場の法面ではまだ緩やかなほうです。
ゴルフプレイヤーも隣のホールにボールを打ち込んでしまい、急な斜面を昇り降りしてる方をお見かけしますが、
そこをゴルフ場用特殊機械で作業していきます。
写真の1枚目を観て頂くと、オペレーターが体を傾けているのが分かりますでしょうか?
傾斜に対してそのままの姿勢ですと機械から落ちてしまいますから、重力に対してなるべく垂直を保っています。
刈込み作業は斜面に対して直角ではなく、平行に機械を操作します。
芝への負担も少ないですし、刈込みによって法面の傾斜ラインが綺麗に出ると見た目も美しいです。
プレー中はボールが行ってほしくないショットしにくい法面ラフですが、定期的に刈り込み行っています。
コース管理課 山田でした。
★★★ ご来場をお待ちしております。 ★★★
