コース管理課 可児です。
当コースには、各コースの所々に松が植栽されており、全コースで7本の松が植栽されています。
松の成長が止まる10月〜1月頃、枝抜きと芽の剪定、古葉の揉みあげを行います。
不要な芽(枝)をハサミで切り落とし、葉を20〜30枚残してつまみ取っていき、枝がY字型になるように切っていきます。
勢いの良い長い枝は極力残さないようにします。
枝の分岐点のうち真ん中の枝が最も元気が良く、まっすぐ伸びますので、それを落とすと、Y字型になります。
松は直線の枝があると格好が悪くなりますが、どうしても残さざるを得ない時は、芽を出したい部分の葉っぱをむしらずに残しておきます。
剪定をする手順として、芽を切ったり葉をむしったりしたものは、下に落ちますので、上から下へと剪定を進め、さらに、剪定は奥から手前に向けて行います。
先に手前を仕上げ、その後奥をすると、手前の枝に腕や体が当たって折れ曲がったりするからです。
最近は、お庭に松が植栽されている家が減り、日本の文化が薄れていくように感じられます。
お庭に松を植栽してみてはいかがでしょうか。
★★★ ご来場をお待ちしております。 ★★★
