写真は、モクセイ科イボタノキ属の『ネズミモチ(鼠糯)』です。
植栽場所は、管理棟横です。
日本(本州の関東以西-沖縄)、朝鮮半島、中国、台湾に分布する常緑性の樹木で、主に海沿いの山野に自生し、生長すると高さ4m-7mの小高木なります。
果実がネズミの糞に似ており、葉がモチノキに似ているのでこの名前があります。
芽吹く力が非常に強くて枝がよく伸びるので、刈り込んで生垣や庭木に利用されます。
また大気汚染によく耐えて強健なので、道路沿いや工場敷地内の緑化樹としての用途もあります。
性質的にはメリットが多くその点では用途が広いとも言えますが、外見上の姿はあまりこれといった特長もなく、全体的にパッとしない点は否めませんが、驚くほどの薬効があるのです。
漢名を女貞子(じょていし)といい、中国の本草綱目には「補中ヲ可リ、五臓を安ジ、精神ヲ養ヒ、百病ヲ除ク」とあります。
胃腸を元気にし、五臓(肝臓・心臓・脾臓・肺臓・腎臓)を安らかにし、心の療養し、あらゆる病気を取り除くとの事で、不老長寿の妙薬と言われています。
若返りの媚薬とも言われている「ネズミモチ」を植栽してみてはいかがですか
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