写真は、モクレン科モクレン属の『ヒメコブシ(シデコブシ)』です。
植栽場所は、南東9番ホールグリーン裏です。
岐阜、愛知、三重の本州中部の湿地に生息していますが、自生は少なく減少しつつありますので、レッドリストにのせられており、貴重なお花です。
樹形が小型で、庭木としての園芸的価値がとても高いです。
コブシの花によく似ていますが、萼片は小さく、花弁数は多く細く、花色は白〜淡桃色でかなり変異があり、花径は8cm位あります。
中央には、多数の雄しべと雌しべがあり、円錐状の花床(かしょう)に螺旋状につくのはモクレン科に共通した特徴です。
コブシより樹高が低いので「ヒメコブシ(姫辛夷)」と呼ばれます。
また、学名のマグノリアと、花被片が星のように見えることから、英語ではスターマグノリア(Star Magnolia)と呼ばれています。
開花時期は、3月下旬〜4月下旬頃です。
ぜひ、ご覧下さい。
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