写真は、バラ科バラ属の『モッコウバラ(木香薔薇)』です。
植栽場所は、北コース1番です。
中国原産の常緑性つるバラで、4月から5月にかけて目に留まる、アーチやフェンスに這わせた大株のモッコウバラは、その花の量に圧倒されます。
花色は八重咲きの黄色が主で、そのほかに黄色、白の一重咲きがあり、ほかのバラのようなトゲがないことから扱いやすく、一般に多く普及しています。
育ちの良いモッコウバラは、ほうっておくとボーボーになってしまうので、剪定、誘引、古い枝をばっさりと切ってあげる必要があります。
不必要な枝を切り落としたら誘引し、枝を引っ張って好みの形になるように固定するだけで良いのです。
トゲが無いモッコウバラは、この作業がとてもやりやすく、重要なポイントは、偏って花が咲かないように枝を整えなければなりません。
育て方も誘引の仕方も、咲いたときのことを考えて、愛情を持って行えば大丈夫です。
開花時期は、4月〜5月です。
妖艶で人の注目を集めやすい真紅のバラとはやはりどこか違った魅力に満ち溢れている「モッコウバラ」を、ぜひ、ご覧下さい。
★★★ ご来場をお待ちしております。 ★★★
