コース管理課 可児です。
10月に花茎を伸ばし、一重の鮮やかな黄色の菊のような花を咲かせ、存在感を主張していた『
ツワブキ(石蕗)』の現在の写真です。植栽場所は、南東コース1番です。
タンポポのような綿毛が出来て、風が吹いたら今にも飛んでいきそうな『
ツワブキ』です。
キク科ツワブキ属の多年草です。イシブキ、ツワとも呼び、厚みのあるフキのような丸い葉っぱを出します。葉の表面には光沢があり美しい事から、『
ツワブキ』の名は、艶葉蕗(つやばぶき)、「艶のある葉のフキ」から転じたと考えられています。
本州の暖地や九州、沖縄、中国、台湾などに分布し、日陰でもよく育つので、古くから庭園の下草として利用されてきました。
ツワブキの花は料理にも利用されることがあります。
味もフキに似ていて、煮て食べたり、漬け物にして食べることもできます。
驚く事に『ツワブキ』には沢山の効能があります。
「解毒作用」
茎葉を煎じて飲むと、フグの特効薬となるそうです。一般に魚などの中毒に良いとされています。
「痔を治す」葉を煎じた汁で、患部を洗うと痔が良くなります。
「打ち身、肩こりに効く」
葉を火にあぶってやわらかくし、冷たくしてから患部にはり、ずれないように包帯をします。打ち身、肩こり、腫れ物など、一夜で腫れがひきウミを吸い出します。
「虫さされに効く」
葉をもみ、その汁をつけると、虫さされを始め歯痛にも良く効きます。
是非試してみてはいかがですか。
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